DLM/S-007 Mini ラボ用およびパイロットプラント用ミキサー
緩やかなミキシングから強力なミキシングまで、実験室やパイロットプラントの試験に最適なミキサー


INDAGのラボ・パイロットプラント用ミキサー、DLM/S-007 Mini型は、様々な液体や、気体の入った液体の混合、乳化、分散、発泡を効果的に行うことができます。このミキサーは実験室およびパイロットプラント用に特別に設計されています。INDAGのラボ・パイロットプラント用ミキサーは、交換可能なミキシングエレメントを備え、テストアプリケーションのために特別な設計がなされています。交換可能なミキシングエレメントと5-100 Hzの広い回転数範囲に対応する大型ドライブの組み合わせにより、テストアプリケーションのための最大限のフレキシビリティが保証されます。ミキシングエレメントの形状や間隔を変更することも可能です。これはINDAG DLM/S、DLM/M、DLM/Pミキサーを1台の装置でシミュレートできることを意味します。滞留時間はミキシングエレメントの数を組み合わせることで調整、インバーターを介して回転速度、つまりせん断力を調整することができます。全体として、このミキサーはテストアプリケーションやパイロットプラントに理想的なインラインミキサーです。
DLM/S-007 Miniのアドバンテージ
- あらゆるタイプのINDAGミキシングエレメントを搭載可能な柔軟性
- テスト結果から生産用ミキサーへのスケールアップは実証済み
- 反応性の高い添加剤も注入できる複数のインジェクションポイント
- 冷却と加温のためのダブルジャケット
- 5-100Hzの周波数範囲により幅広いせん断速度に対応(10-7500 1/s)
- ハウジングはクランプ接続のため分解は簡単で、構成変更や洗浄が容易
DLM/S-007 Miniのテクノロジー
INDAGラボ・パイロットプラント用ミキサーには2つの全く異なるバージョンがあります。ひとつは溶融ポリマー、接着剤、シリコーンポリマーなどを混合するための高圧高温バージョン(最大100 bar、360℃)です。より一般的なものは、化学分野だけでなく食品分野でも使用されるハイジェニックバージョンです。これは標準で150℃、16bar(g)までを許容します。
このミキサーには交換可能なミキシングエレメントが用意されており、幅広いミキシングアプリケーションに対応できます。また、スペーサーリングを使用することにより、軸方向の寸法調整も可能です。さらに、ミキシングステージの数を自由に設定できるオプションもあり、とてもフレキシブルに個別調整が可能な機械となっています。混合エネルギーは非常に効率的に製品に伝達されます。ステーターは冷却/加温設計が可能です。DLM/S 007 Miniはベアリングブロック仕様(LB)とすることもできます。これは高圧または高温下でのミキシングにも適した設計になります。ローターの軸シールのタイプは各アプリケーションに合わせて選択されます。INDAGはダブル形メカニカルシールを使用するために適切なシステムも提供しています。INDAGのミキサーは爆発の危険性のある物質や防爆エリア(ATEX)にも対応しています。



DLM/S-007 Mini ハイジェニック
設置タイプ
横型
圧力レベル
16 bar
材質
1.4404 (AISI 316L)、他材質は要望による
シール
ダブル形メカニカルシール、スタッフィングボックスシール
接続
ヘルールクランプ
回転速度
100 rpm~6,000 rpm
容量
10 l/h~100 l/h(製品および用途による)
温度
0 °C~150 °C(要望によりさらに高温も対応可能)
粘度
1 mPas~5,000,000 mPas
DLM/S-007 Mini高圧型
設置タイプ
横型
圧力レベル
100 bar(要望によりそれ以上も対応可能)
材質
1.4404 (AISI 316L)、他材質は要望による
シール
スタッフィングボックスパッキン付きネジ式シャフトシール
接続
高圧フランジ、顧客仕様に合わせた接続
回転速度
50 rpm~1,000 rpm
容量
5 kg/h~80 kg/h
温度
0 °C~350 °C
粘度
50,000 mPas~70,000,000 mPas
DLM/S 007 Mini高圧型の寸法
