DLM/FS
固液ミキサー ノンフーズ
均質な攪拌
INDAG固液ミキサー型式DLM/FSは液体と固形物の連続攪拌用です。固形物は最大20 mm (粒径)までまたは粉体でも対応します。液体成分は通常の場合重量面では大きなシェアを占めます。固形物は攪拌要素の形状しだいで非常にジェントルにあるいはせん断速度を高くしても攪拌可能です。このため粉体ならきめ細かい攪拌が可能なほか、大きめの固形物や顆粒が攪拌中に破損しません。発泡体を壊さずに固形物を発泡体に混合することもできます。以下に応用例をいくつかご紹介します:ファイバーまたは粉体をポリマーに混合、色素と担体さらに顆粒の攪拌、粉体とシリコーンの混合等。
DLM/FS のメリット
- CIP 洗浄による優れた自浄性。
- 微量 (0.1 %) の混合でも非常に優れる均質な攪拌性能。
- 攪拌出力の高効率転換
- 周波数変換装置による回転数制御による可変攪拌出力
- 製品の温度上昇 < 1 °C
- せん断により性状が壊れやすい製品の低せん断が可能
- 簡単に取り外し手動洗浄
DLM/FS の技術
NDAG固液ミキサー型式DLM/FSは送りブロックと混合ブロックで構成します。送りブロックに液体と固形物を投入し、フィードウォームで混合ブロックへ送ります。混合ブロックでは攪拌要素がローターとステーターに装備されています。攪拌要素と投入部のレイアウトが特殊なため製品へのガス侵入が最小限に食い止められます。排出型で混合物は下流工程へほぼ無圧状態で進みます。混合物はストック容器かポンプに送られます。 ステーターもローターも加熱式(デュアルシールド)仕様にすることができます。手作業で頻繁に洗浄する機械や保守しやすくなるため、ミキサー筐体を「Easy-clean」キャリッジに乗せた機械台座をお勧めします。DLM/FSはCIPで卓越したクリーニング性を発揮します。ミキサーごとにダブル形端面シールまたは填座シールを取り付けられます。DLM/FSの豊富なサイズを取り揃えており、防爆規格G2、D21、D22 ATEX区域でご使用になれます。サイトでのあるいはINDAGでのトライアル用のレンタル機をご用意します。
据え付け方式
横置き
耐圧
6 bar、ミキサー本体が材料の粘度に応じミキサー出口に最大圧0.5 barを加圧
材質
1.4404 (AISI 316 L)。これより高材質についてはご相談ください
シール
ダブル形端面シール、填座シール
接続部
乳業用スレッド DIN 11851、DIN 11864、Tri Clamp、SMSその他の規格準拠
回転数
100rpm~300rpm
容量
100 l/h~7,000 l/h (これより上はご相談ください)
温度範囲
0 °C~300 °C
粘度
1 mPas~10,000,000 mPas
DLM/FS のミキサーサイズと容量
型式 DLM/FS | 単位 | 2 | 3 | 4 | 5 |
容量* | l/h | 100 - 800 | 500 - 2.000 | 1.000 - 3.600 | 1.500 - 7.000 |
固形物接続部* | DN | 80 | 100 | 125 | 150 |
出力* | kW | 1,5 - 2,2 | 2,2 - 4 | 4 - 7,5 | 5,5- 11 |
回転数* | 1/min | 150 - 300 | 150 - 300 | 100 - 200 | 100 - 200 |
DLM/FS の寸法
型式 | 単位 | A | B | H* | L* |
DLM/FS-206 | mm | 565 | 145 | 320 | 1300 |
DLM/FS-306 | mm | 605 | 185 | 380 | 1620 |
DLM/FS-408 | mm | 675 | 215 | 420 | 1860 |
DLM/FS-508 | mm | 880 | 254 | 450 | 2100 |